アレルギー検査

採血不要のアレルギー検査：イムノキャップラピッドの特徴

• 検査結果は20～30分で出る。
• 8種類のアレルギーを検査できる。
• 指先から血液を少しだけ採取できれば検査できる。
• 検査費用は3割負担の方で約3,100円となる。

測定可能なアレルゲン

採血によるアレルギー検査：View39の特徴

アレルギー性鼻炎、食物アレルギーの検査を実施できます。検査費用は3割負担の方で約5,000円となります。(小学生以下の方の採血は対応しておりません。)

測定可能なアレルゲン

食物アレルギーについて

食物アレルギーは、食物の摂取や触れることで起こるアレルギーです。日本人の3人に1人は何かしらの食物アレルギーを持っていると考えられています。
0歳〜12歳で最も多くアレルギーが見受けられ、大豆、牛乳、小麦、卵のアレルギーが主流です。最近では、ナッツのアレルギーも増えてきております。

学童期以降は、果物、そば、ピーナッツ、魚類、エビ、カニなどのアレルギーが増え、年齢を重ねるとアレルギーの原因も変動します。

また、近年、口腔アレルギー症候群という新しいアレルギーも増えてきており、1歳〜大人まで幅広い年代に見られますが、特に大人の女性に多くなっています。原因となる食物は、野菜、リンゴ、モモ、キウイ、メロン、パイナップルなどで、花粉症との関係性も確認されています。

主な症状としては、かゆみ、赤身、ぶつぶつ、むくみなどの皮膚症状が挙げられます。他にも、嘔吐や下痢などの消化器系の症状、くしゃみ、鼻水、のどのかゆみなどの上気道の症状、咳、呼吸障害などの下気道の症状があります。
重症の場合は、アナフィラキシーショックなどを引き起こし、意識障害や生命を脅かす場合もありますので、注意が必要です。

子どもの頃に食物アレルギーを起こすと、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎などを発症する恐れもあり、早期に適切な治療を行うことが大切です。子どものアレルギーは、アトピー性皮膚炎を起こしていること、離乳食で抗原物質の摂取が遅くなったことが、危険性として認識されています。

大人の食物アレルギーを治すことは難しいですが、子どもの食物アレルギーは成長につれて原因となる食物を食べられるようになり、耐性を獲得できます。
症状が起こらない程度まで原因食物を食べても良い場合もありますが、症状が出た際に適切な処置ができるよう備えておきましょう。